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学習や活動の見通しを持つ

 発達に遅れや偏りのあるお子さんの場合、見通しが持てないことで、不安定になってしまったり、活動に集中できなくなってしまうことがあります。

 そんな時に活躍するのが小さいサイズのホワイトボードです。
 写真のように、写真と文字をプリントしたマグネットシートを使ったり、
文字が読める子であれば、ホワイトボード用のマーカーで文字を書く方法でもよいと思います。

 これからやる活動について、ホワイトボードを見せながら予め説明をし、
ひとつ終わるごとに、マグネットシートを剥がしたり、マーカーで書いたものを消していきます。

 今回の写真はA3サイズのものなので、室内での持ち運びに適したサイズだと思います。しかし、屋外で使うのであれば、大きすぎると思いますので、適宜、聴覚障害者ようの筆談で使えるように作られている、手のひらサイズのものを使用するとよいでしょう。

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本を選ぶ

 知的障碍あるいは発達障碍のあるお子さんについて、どのような本選びをされていますか?
 以前、知的障害のある中学3年生のお子さんの言語指導で使うための教材となる本・絵本がなかなか見つからないということがありました。文章の難易度や内容から考えるとその子にあった難易度の本であっても、その子にしてみれば「幼児が読むような幼稚な本は読みたくない」という思いも強く、なかなか良い本が見つからなかったのです。

 絵本や児童文学の全てが子どものためだけに書かれているわけではありません。これらの中には子どもを惹きつけると共に、大人に対しても多くのこと訴えかけるような本が数多くあります。年齢の高いお子さんにはそうした本とうまく出会わせてあげることが望まれます。
 
 例えば、「読みなさい」という押し付けでは絵本や本を読みたがらないお子さんでも、親御さんがいかにその絵本を味わって読んでいるのかという姿勢を見せ、その本を読んで親御さんが感じたことをお子さんに伝えるようにします。 そして、その上でお子さんが興味を持ってくれれば、お子さんにもその本を読ませてあげたりしてはどうでしょうか。そうすると、いつになく意欲的に本が読めるということがよくあります。

 なお、「絵本」の中でも良質な絵本は小学校低学年の国語の教科書の教材となったり、学芸会の演目として小学1、2年生の劇で多く取り上げられています。(国語の教科書に取り上げられる際には縦書きの文章になり、挿絵が減るという変化がありますが、ストーリーは絵本と全く変わりません)過去及び現在のものとしては「スイミー」や「スーホの白い馬」、「くまのこウーフ」などは教科書に取り上げられたことがあります。また、 「3匹のやぎのががらがらどん」や、「じゅげむ」などが学芸会で取り上げられる例があります。

 また、一人で読むにはちょっと難しいかなという場合には、一日にちょっとずつでもよいので、本の読み聞かせもしてあげるのもよいですね。

 ぜひこの夏休みに「絵本は幼児のもの」という固定概念を外して、親子で一緒楽しく本を読む時間をもっていただければと思います。

リンク→ 発達サポート.net の オススメ書籍




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知的障害のお子さんの教材例 【色と形】

 知的障害(障碍)のお子さんの色と形の学習用の教材です。
私の場合は、和菓子の空き箱と、色画用紙を作って手作り教材として制作し、
当時小学校4年生だったお子さんの課題でこうした教材を使っていました。
 
 一番上の行と、一番左の列は見本用の形と色になっていて、9つのスペースに
赤青黄色の○△□のピースを入れていくという教材です。

 形については型はめができ、色については黄色と青がだいぶ分かってきていたというお子さん
でしたが、色と形の両方に意識を向けるのが難しかったため、この課題を取り入れました。

 そのお子さんの場合は元々手先が器用で、手先を使った課題に興味を持ってくれるお子さんだったため、
毎回指導のたびに数回ずつ繰り返し行っているうちに、色や形を意識して、より早く全ピースを
箱に入れられるようになりました。

 お子さんの進度や興味によっては、色と形の組み合わせだけではなく、
色とキャラクター、色と車種、表情と動物などの組み合わせにも応用可能です。



色と形の学習教材

 
 ご家庭や学校でもぜひ試してみてください。



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