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発達相談や発達障害支援専門の(独立型)精神保健福祉士・行政書士です。

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他団体のトークイベントで 話題提供者 として発達障碍や巡回指導・教育センターのしくみについて 話をします。

テーマ: 「発達障がいと教育-特別支援教育巡回指導員とは-」 

日時:3月27日(日)10:00~11:45(開場9:30)

場所:中野ZERO(もみじ山文化センター) 学習室2 (中野駅南口より徒歩10分)

内容:・発達障害のあるお子さんの困り感
    ・発達障害・特別支援教育・発達に関する職員の巡回に関する支援の仕組み
    ・学校と教育センターとの連携のあり方
    ・「特別支援」が目指すもの

話題提供者:石坂
(千葉大学特殊教育特別専攻科発達障害教育専攻修了。
 立教大学21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了。
 知的障害養護学校教諭、教育センター職員などを経て、
 石坂径わたる福祉法務行政書士事務所・発達サポート 精神保健福祉士・行政書士。
 専門学校非常勤講師《児童福祉科・保育科》 )

主催:多様性のある中野をつくる会

その他:終了後に懇親の場も設定される予定です。
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大学の研究会での実践報告を行ないました。

 大学の研究会に、ゲストで呼んでいただき、実践報告をしてきました。

現職の教員や、教職課程の学生の方が多く参加され、
「教育センターが学校に対してどのような支援を行っているのか」、
「発達障害のお子さんにどういった支援が必要とされているのか」
という内容について発表をいたしました。

 発表の後には、
「教育センターのしくみについて初めて詳しく知ることができた」という学生からの感想や、
「特別な支援が必要な子(発達障害児や知的障害児)を選別することでラベリングをしてしまうことは
かえって、良くない結果をもたらすのではないか」という現役の中学校の先生からの意見をいただきました。

 いただいた意見に対しては
「障害者手帳を取得したり、望ましい就学先を判定をする場合には、発達検査などの結果で、
『ここからさきが障害児』、『ここから先が健常児』と分けることになります。
 しかし、通常学級における特別支援教育はそうした判定をすることが目的ではありません。
 例えば、発達の遅れという点だけで考えても、知能検査の結果だけで、障害があると判定された子どもと、障害がないと判定された子どもを比べたときに、障害がないと判定された子どものほうが生活の中での困難さを強く実感している場合もあります。
『この子は障害児だから』、『この子は障害児ではないから』、ということではなく、どういうところに苦手さや困難さががあるのかというところを見てあげることが特別支援なんです」という返答をさせていただきました。

 また、私が学部生の頃にお世話になりました、同大学の牟田先生が、コーディネーター的に関わっていらしたのですが、牟田先生からも「特別支援とは、『誰が支援が必要な子どもなのか』という目で見るものではなく、どんな子どもでも、躓いたり、困難さを感じたときに支援が得られるというものなのです。」という趣旨のコメントをいただけました。

 多くの方に各市区町村の教育センターをうまく活用していただけたらと思います。

*牟田先生の著書(単著・共著には以下のような本があります)*
LD・ADHDの理解と支援―学校での心理臨床活動と軽度発達障害 (有斐閣選書)

有斐閣
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5 すごく読みやすいです

 
ふしぎだね!?LD(学習障害)のおともだち (発達と障害を考える本)

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5 まずはこの1冊!
5 子供にもわかりやすくて




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知的障害・発達障害における「治療」や「療育」の意味するところ

 先天的な知的障害や発達障害において、「早期発見・早期治療」、「早期発見・早期療育」と言われることがあります。
 では、薬やトレーニングによって、障害を物理的に根本治療することはできるのでしょうか。

 2010年4月に産経新聞で発達障害が治るものであるかのような記事が掲載され、
専門家や本人、家族から疑問を投げかけられました。→<例>
 医療の進歩は日進月歩ですので、先駆的な治療法にはアンテナを張りつつも、それに振り回されてしまうことのないようにしていく必要があります。

 知的障害や発達障害の根本治療。これは現在の医学・教育等では不可能です。
 また、逆に言えば、物理的に脳細胞を破壊したり、放置・虐待など極端な不適切な対応をしたりしたのでなければ、育て方によって、子どもが発達障害になってしまうことはないとされています。

 では「早期治療」や「早期療育」で言われる「治療」や「療育」は何を目的になされるのでしょうか。
治療や療育によって知的障害や発達障害を持つ人の障害そのものは治せなくても、
 情緒の安定や、身辺生活の自立などの日常生活スキルの獲得、集団社会生活(家族・学校・就労・余暇活動などの場面)への適応、不適切な行動の弱化などといった改善をもたらすとともに、後天的な二次障害を減らしていくということを目指します。また、医療機関の場合には家族と本人の辛さを減らすために対症療法的な治療が選択できる場合もあります。
 実際に、養護学校で教員をしていた頃、養護学校での教育によって、発語のないお子さんが言葉を獲得したり、人が好きな自閉症児として成長していった子どもたち数多く見てきました。「治療」や「療育」は子どもの持つ可能性を引き出してあげるためのものだと言えるでしょう。

 なお、「早期」ということについてですが、小学校の高学年のお子さんの親御さんや中学校の先生から、「手遅れではないか?」という相談を受けたこともあります。かかる時間の多い少ないがあったり、差がつくことはありますが、一定の年齢を超えてしまったら、もう治療や療育をする余地がないなどということはありません。
「今更、専門機関に行くのも気が引ける」と思われてしまう場合もあると思いますが、思い立ったときには躊躇せずに、公的な機関・民間の機関を含め、ぜひいくつか目星をつけてあたってみるとよいですよ。



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発達障害のお子さんに、この行動をやめさせたいと思う前に。

 学校や、街中で子どもが騒いでしまう時など、
 『ダメだよ』『止めて』と伝えても静かにしたり、動きを止めることができなかったりすると、周囲の視線が気になってしまい、親御さんとしては焦ってしまうことがあるかと思います。

 ただ、お子さんにとって言動を抑制されてしまうことは、しんどく感じてしまうことでもあります。
可能であれば、「やめてほしいことを我慢させて、やめさせる」ということを目標にすることは、急がば回れという心づもりで、あえて後回しにしたほうがよい場合があります。

 例えば、お子さんのセルフコントロール力を伸ばしていける方法として以下のような方法があります。

 まずは、やめさせたい行動よりも、お子さんがさほど苦にせずにできること、あるいは、 やり終えるとお子さんにとっても(ご褒美がもらえたり、褒めてもらえることだけではなく、やり終えたということについて)達成感が得られることで、なおかつ親御さんなどから褒めてもらえるようなことを見つけてあげて、その練習をすることから始めます。

 そして、ちょっとがんばる⇒達成感もあるし、褒めてもらえる。⇒その調子でがんばる。⇒定着する⇒ほめる程度や頻度はやや下げつつも、適宜褒めてもらえる⇒ちょっとがんばってほかの目標にも挑戦してみようと思える。

 という循環を生み出せるとよいですね。

 あとは、その循環の中で、徐々に頑張らなければならない程度や内容を増やしていきます。
 その上で、徐々にやめさせたい行動にも目を向けていくことになりますが、その場合にも、まずは止めさせたい言動について、“やめさせたい行動にとって代わることができるような、やらせたい行動”<ex.叩かない→優しくなでなでする。大きい声を出さない→ねずみの声の大きさで話すなど>に置き換えられるようであれば、望ましい行動を増やしていくようにします。
(止めさせたい行動をダイレクトにとめることにはなりませんが、望ましい行動をしている時間を徐々に増やしていくという感じで持っていけるとよいと思います。)

 そして、さらにこうしたことについても定着をした段階で、初めて
『~をしない』という目標に取り掛かるといいのではないかと思います。
(なお、~しないという目標は数を絞ってあげることが大切だと思います。
 また、「~しちゃだめ」「~してはいけない」という伝え方よりも
 「~しません」「~するのは違います」という伝え方のほうが
 受け入れやすい場合が多いようですよ。

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発達に障害のあるお子さんがトイレに行くこと嫌がる場合の対応(3)

 発達に遅れのあるお子さんなどが、トイレに行くことを嫌がるという場合について、
前回の記事の続きです。


今回は、
 d.オムツに排尿をすればトイレは必要ないと感じている。
 e.慣れないトイレに入ることに抵抗感がある。
について取り上げます。

 まず、「d.オムツに排尿をすればトイレは必要ないと感じている」という場合についてです。
 もし、パンツに抵抗感のある場合は、オムツの上から子どもの興味を引くかわいいキャラクター付きのパンツを履いてもらうようにします。その上で、おむつは外してパンツを直に履いて過ごせるようにします。また、パンツを履くことに対して抵抗感がないようであればオムツをやめて、適宜パンツを履くようにして、「そろそろトイレに行くタイミングかな」というタイミングを見計らって、パンツが汚れていないかどうかを確認し、まだ排泄をしていないようであれば、トイレに移動をして排泄を促すようにして、「トイレで排泄をすると気持ちがイイね」ということを伝えるようにします。また、排泄に失敗した場合には気持ち悪いという感覚を覚えてもらうようにします。

 次に、「e.慣れないトイレに入ることを嫌って抵抗がある場合」です。
 子どもの好きなキャラクターのポスターなどをトイレのドアや壁に貼っておくことで、トイレに行くことについて楽しみが感じられるようにします。また、トイレの中に入り、トイレにおいてある台紙に子どもが好きなシールを貼って出てくると言うやり方で上手くいく場合もあります。台紙にシールを貼るということについて、排泄をしたらシールを貼ると言う方法でも良いですし、トイレの中に入るのだけで精一杯ということであれば、排泄はしなくてもよいので、トイレに一度入ることでシールを貼ることができるということから初めるのもよいですね。

 なお、オシッコと比べて、ウンチについては、機会が少なく、うまく行きにくい場合があります。
うんちに対する抵抗感をなくす際にひとつの方法として、五味太郎さん作「みんなうんち」という絵本の読み聞かせで意識を持ってもらう方法もあります。

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